大事な本番の前になると心がぐらついてしまう人へ、長谷部誠さんの『心を整える。』を読んで平常心の作り方を学んだ理由
プレゼンの前夜、頭の中がずっとザワザワしていました
大事なクライアントへのプレゼンを控えた前夜、資料は仕上がっているのに、なぜか頭の中がずっとザワザワして眠れませんでした。当日の朝も、心臓がドキドキして、いつもならすらすら出てくる言葉が出てこないんじゃないかという不安に押しつぶされそうになる。終わった後も終わった後で、うまくいった部分より失敗した部分ばかりを何度も思い返して、自己嫌悪に陥る。そんな自分の心の乱れ方に困っていたときに手に取ったのが、日本代表の元主将としてピッチに立ち続けた長谷部誠さんの『心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣』でした。
本の紹介
本書は、長年日本代表のキャプテンを務め、海外の舞台でもプレーを続けてきた長谷部誠さんが、試合前後の極度のプレッシャーの中でどう自分の心と向き合ってきたかを、56の具体的な習慣としてまとめた一冊です。精神論や根性論ではなく、日々の準備、試合直前の過ごし方、結果が出た後の振り返り方まで、実体験に基づいた具体的な行動として語られているのが特徴で、出版社(幻冬舎)の発表によれば136万部突破と紹介されており(発表時点は明記されておらず、情報源によって数字に幅があります)、息の長いロングセラーでもあります。
心に残った言葉・要点
①心を整えるとは、乱れないことではなく、乱れてもすぐ戻れること
本書を読んで一番印象に残ったのは、心を整えるというのは常に平常心でいることではなく、乱れてしまったときにいかに早く元の状態に戻せるかが大事だ、という考え方でした。緊張やプレッシャーをゼロにしようとしていた僕にとって、「乱れてもいい、戻り方さえ知っていればいい」という発想は、大きな救いになりました。
②準備の積み重ねが、そのまま自信になる
長谷部さんは、試合前の細かなルーティンや準備を大切にしており、それが本番での落ち着きにつながっていることが本書から伝わってきます。僕はこれまで「本番になれば何とかなる」と根拠のない自信に頼っていましたが、前日までの準備の質こそが当日の安定感を作るのだと気づかされ、プレゼン前の準備の仕方そのものを見直すきっかけになりました。
③結果に一喜一憂せず、淡々と振り返る
試合に勝っても負けても、感情に流されすぎず、何が良かったか悪かったかを冷静に振り返る姿勢も印象的でした。僕はこれまで、うまくいかなかった日は必要以上に落ち込み、うまくいった日は油断して振り返りをおろそかにしていました。結果と自分の価値を切り離して振り返るという習慣は、今の僕にとても足りていないものだと痛感させられました。
④有言実行が、自分を動かす力になる
自分の目標や決意を言葉にして周囲に伝えることで、後に引けない状況をあえて作る、という考え方も紹介されています。僕は目標を心の中にしまい込みがちでしたが、あえて口に出すことで自分自身を追い込み、行動につなげるというやり方は、次の挑戦で試してみたいと思わせてくれました。
読み終えての決意・変化
読み終えてから、僕は大事な本番の前日には「準備をやりきったかどうか」だけを確認し、結果については終わった後にできるだけ感情を切り離して振り返るようにしています。緊張自体がなくなったわけではありませんが、緊張したまま平常心に戻る方法を持てたことで、以前より本番への向き合い方が変わったと感じています。
さいごに
大事な場面になるといつも心が乱れてしまい、本来の力を出し切れずに悔しい思いをしている方には、ぜひ本書を読んでみてほしいです。『心を整える。』は、トップアスリートの実体験から、心との付き合い方を学び直せる一冊でした。
Amazonで購入する
Amazonで見る(単行本)
Amazonで見る(Kindle版)
楽天市場で見る
※本サイトはAmazonアソシエイト・プログラムおよび楽天アフィリエイトプログラムの参加者です。
本サイト内の商品リンクを経由して商品をご購入いただいた場合、Amazon.co.jpの適格販売や
楽天市場等でのご購入実績に応じて、それぞれのプログラムから当サイト運営者に紹介料が
支払われることがあります。
コメントを残す