『すごいジャーナリング うまくいっている人は紙に何を書いているのか?』

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頭の中がごちゃごちゃして整理できない僕が、『すごいジャーナリング うまくいっている人は紙に何を書いているのか?』を読んで「書く習慣」を始めた理由

🌀 頭の中がいつも渋滞している感覚、ありませんか

やらなきゃいけないことは山積みなのに、いざ手を動かそうとすると別の不安が浮かんできて、結局何も終わらない。SNSを開けば他人の近況が目に入り、余計に焦る。夜になっても頭の中でその日の失敗や心配事がぐるぐる回っていて、なかなか寝つけない――そんな感覚に心当たりはないでしょうか。

僕自身、まさにこの「頭の中の渋滞」に長年悩まされてきました。仕事のタスク、人間関係の小さなモヤモヤ、将来へのぼんやりした不安。どれも一つひとつは大したことがないはずなのに、頭の中で一緒くたになって、常に何かに追われているような感覚が抜けませんでした。スマホのメモアプリに思いつきを打ち込んでみても、なぜか気持ちは整理されない。むしろ情報が増えて余計に散らかっていくような気さえしていました。

📖 「紙に書く」というシンプルすぎる解決策との出会い

そんなときに読んだのが、YouTubeでジャーナリングを発信し続けている菊地大樹さんの『すごいジャーナリング うまくいっている人は紙に何を書いているのか?』でした。

「ジャーナリング」と聞くと、意識高い系の日記のようなものを想像してしまいがちですが、本書が扱っているのはもっと実践的でシンプルな話です。頭の中に浮かんだことをただ紙に書き出す。それだけで、なぜ思考が整理され、感情が落ち着き、行動につながっていくのか。著者自身が2年間で登録者6万人超・累計再生回数460万回超のチャンネルを育てる中で見えてきた、「うまくいっている人」に共通する書き方のパターンが紹介されています。SNSに疲れて静かに自分と向き合いたい人にこそ刺さる内容だと感じました。

🖊️ 「思考は頭の中では完結しない」という前提

本書を読んでまず衝撃だったのは、「考え事は、頭の中だけで整理しようとしても限界がある」という前提です。人間の頭の中の作業スペースは思っている以上に狭く、次々と浮かんでは消える思考をそのまま抱え込んでいると、同じことをぐるぐる考え続けるだけで一向に前に進まない、という指摘でした。

これを読んで、僕がまさに「頭の中だけで完結させよう」としていたことに気づかされました。不安なことがあると、それを紙にもスマホにも出さず、ただ頭の中で反芻していたのです。書き出すという「外に出す」作業を挟むだけで、思考が一段落ついて次に進めるようになる――この視点の転換だけでも、本書を読んだ価値があったと感じています。

✍️ うまい文章を書く必要はない

もう一つ印象的だったのが、ジャーナリングにおいては「きれいな文章を書く必要はまったくない」という考え方です。思いついたことを、誤字や文法を気にせず、殴り書きのように書き連ねていく。むしろ整った文章にしようとすることが、本音を書く邪魔になる、という趣旨の話が紹介されていました。

僕は元々「文章は読みやすく整えるもの」という意識が強く、日記を書こうとしても「これで伝わるかな」と気にしてしまい、結局続かないタイプでした。でも本書を読んで、ジャーナリングはそもそも誰かに読ませるものではないと開き直れたことで、気負わずにペンを走らせられるようになりました。書き終えた紙を見返すと、支離滅裂な文章の中に、自分でも気づいていなかった本音がちらほら見つかることがあり、それが新鮮な発見でした。

🕐 「朝の数分」が一日の質を変える

本書では、一日の始まりに数分だけ紙に向かう時間を持つことの効果についても触れられています。頭の中を空っぽの状態から一度整理してからその日をスタートすることで、余計な雑念に足を引っ張られにくくなる、という考え方です。

僕もこれをまねて、朝起きてすぐスマホを触る代わりに、ノートを開いて数分だけ思いつくことを書き出す時間を作るようにしました。最初のうちは「特に書くことがない」と手が止まることも多かったのですが、続けているうちに、その日気になっていることや、後回しにしていた不安が自然と紙の上に出てくるようになりました。頭の中がクリアな状態で一日を始められると、些細なことにイライラしにくくなった実感があります。

🔍 書いたものを読み返すことで「自分のパターン」が見える

もう一つ心に残ったのは、ジャーナリングは「書く」だけでなく「読み返す」ことにも意味がある、という指摘です。書きっぱなしにするのではなく、数日〜数週間分をまとめて読み返すことで、自分が何度も同じことで悩んでいる、というパターンに気づけるようになる、という話でした。

実際に僕もノートを読み返してみると、「また同じことで焦っている」「これは前にも書いた不安だ」と気づく場面が何度かありました。同じ悩みを繰り返しているという事実を客観的に見られるようになったことで、「またこのパターンか」と少し引いた目線で受け止められるようになったのは、地味ですが大きな変化だったと思います。

🌤️ 読み終えて、僕の中で変わったこと

読み終えて一番変わったのは、モヤモヤを頭の中に溜め込まず、とりあえず紙に出してみる、という選択肢を持てるようになったことです。すべての不安がきれいに解決するわけではありませんが、頭の中だけで抱え込んでいた頃と比べると、気持ちの重さが少し軽くなった感覚があります。ノートに向かう数分が、自分と静かに向き合う貴重な時間になりつつあります。

同じように頭の中がいつも渋滞していて、SNSにも少し疲れてしまったという方は、ペンとノートを一冊用意して、まずは思いつくままに書いてみることから始めてみてください。『すごいジャーナリング』は、その最初の一歩をそっと後押ししてくれる一冊です。

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